*どんな治療をするの？*

『なにもしないこと』が最高の治療法です。



基本的には薬と休養です。
完全に治るまで時間はかかりますが、少し良くなったからといって勝手に治療を止めず
あせらず気長にきちんと治療を続ければ
うつ病はかならずなおります。

*まずは休養を取る事*
有給休暇をとったり、家事を他の人に頼んでゆっくり休みましょう。
、、、とは言ってもうつ病になりやすいタイプの人は
『休むのは悪い』、『自分がやらなきゃ』と、なかなか休養したがりません。
せっかく休暇をとっても、『前々からやろうと思ってた事でもしようかな？』
などと、じっとしていない事が多いです。
『今は休むべきだ』と考え、ココロの安静をはかりましょう。

*薬の副作用を気にしすぎない事*
脳のトラブルであるうつ病には薬の治療が良く効きます。
長い付き合いにはなりますが、医師の指示通りきちんと服用しましょう。
一番心配されるのは副作用ですが、現在主流になっている薬は
副作用や依存性が少なく、安全性の高いものがほとんどです。
少し良くなったからといって勝手に服用を止めてしまわず
医師の指示に従って治療を進めましょう。

*主にうつ病治療に使う薬*
★抗うつ薬 ---脳の神経伝達物質を調整し、症状を改善する薬で
うつ病の治療には欠かせません。種類もたくさんあります。
副作用としてまれに口の乾きや便秘、目のかすみ、排尿困難などがあります。

★抗不安薬 ---不安やイライラ感、焦燥感などが強い場合に
短期間使用する事があります。
ただし、うつの症状を改善する効果はありません。

★気分安定薬 ---抗うつ薬がなかなか効果を表さない場合に
抗うつ薬の効果を増強させるために使用します。

★睡眠薬 ---うつ病患者の多くは不眠症状が強い事がほとんどです。
眠れないと体が休まらず、治療がうまく進みません。
しっかりと睡眠をとっておく事も治療の一つです。





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